エル・カザド

私の中で最高の百合です！誰よりも大切な相棒、という関係性がたまりません…！ストーリーはもちろんのこと、どのキャラも魅力的なのでそういった意味でも楽しめると思います。そして梶浦さんのBGMは、やはり大変素晴らしい…

ひたすら狙われるエリスをナディが守るとゆうもの。美少女ガンアクション三部作の中で一番新しく、見やすいです。二人の友情を超えた想いは話が進むにつれてどんどん深くなっていきます。殺し屋と賞金首とゆう関係もまた良しです！

ストーリーとしても純粋に楽しめるし、音楽もいいし、
主人公二人には色々な過去もあるけど、それを含めても、
とても爽やかに純粋に百合である。
こんな素敵な作品、もっと評価されていい！！！

お手本の様な構成・脚本。

断片的に見せて疑問を抱かせ、
視聴者の意欲を丁寧に引き出している。

14話が一つの大きな区切りで、
それより前で、二人の関係を現在の視点で描き出し、
後で、畳み掛ける様に伏線を回収し物語を収束させる。

仕組まれた出会いから二人の旅が始まり、
そこから離れながらも旅を続け、
遂には旅は終わりを迎え、
そして二人だから旅が始まる。

単発のエピソードとしては、
2話と8話が特に良いです。
限られた時間を目一杯使って、
人物の造型を描き出しています。

2話はフリーダが引き金を引く瞬間に
何通りもの道筋が見えて、どれを選ぶのか、
思考が釘付けにされた。
8話は小物の使い方が見事です。
2話は台詞で、8話は小物で、
エピソードの初めから伏線を張っています。

復讐心から始まり、野心に囚われた
ダグラス・ローゼンバーグは、
物語を進める上での仇役として、この上なく魅力的でした。

メキシコが舞台のガンアクション。同一監督が手がけた『NOIR』『MADLAX』と並ぶ、「真下3部作」の3作目です。

物語の主人公は、明るくお人好しな賞金稼ぎ「ナディ」と、世間知らずで純粋無垢な賞金首「エリス」。旅を通して、２人は次第に、お互いをかけがえのない「相棒」として大切に思うようになります。
作品全体の雰囲気は明るく、全編通して「笑いあり涙あり」といった感じ。特に終盤は、それまでの旅を思い出しながら、思わず胸が熱くなるシーンの連続。ラストも圧巻の一言に尽きます。

とにかく見終わった後の爽やかな満足感が心地よく、最高に大好きな作品。全ての百合好きさんにオススメしたい、超名作です!