うらら迷路帖

一人前の占い師「うらら」を目指す千矢、紺ら見習いの少女たちがうららの町で奮闘するさまを描くきらら系アニメ。一方で女の子どうしのイチャイチャもフィーチャーされています。メインキャラはみんないい子で仲良し。特に千矢と紺、小梅と憧れの魔女マリ、ニナと佐久のカップリングに注目です。アニメは町の謎など未回収の伏線がいくつもありますが原作(全7巻)の終盤で一気に回収され、千矢と紺はうららとして大きく成長すると共に、一段深い仲となります。百合的にはもう少し踏み込んで欲しかったなとも思いますが楽しめました。

この作品はとにかくキャラクターが可愛いので、それらを見て癒されるのが正しい見方だと思います。内容はファンタジーですが、日常系として見てもいいと思います。きららのアニメにたまにある(私にとって)退屈な回がこの作品にはなく、最初から最後まで飽きずに見ることができました。百合度に関しては格段に高いというわけではありませんが、女の子たちの距離感が密着していると言ってもよいくらい近く、キャッキャウフフが好きな人にはおそらく大好物でしょう。かく言う私にとってもご馳走でした。男のキャラは皆無と言ってもいいので安心して見られます。

うららという占い師が住むの町・迷路町を舞台とした、日常ありのファンタジー作品です
内容は日常もありますが、女の子たちが一人前のうららを目指す成長譚で、ファンタジー色が強く、日常メインの他のきらら系アニメと比べると、少し異色かもしれません
百合的には、基本ヒロイン千矢の百合ハーレムっぽい感じですね
千矢の設定上、他の女の子たちへの無意識な密着・接触が多目
千矢たちの先生であるニナにも幼馴染の女の子がお相手としていたり、ヒロインの一人である小梅は、幼いころフランスからやってきた魔女のお姉さんといい感じの関係になったりと、中々の濃度です
男に関しては、迷路町の設定上、住む事が出来ないので、回想で出た小梅のお父さんくらいしか出てこず、ほぼ出ません